お問い合わせ

2013.12.23

これも不動産のお仕事です。「埋蔵文化財包蔵地の区域内に、弥生時代の土器片!?」

 

某日8時30分、田布施町内にて、田布施町役場の教育委員会の調査員立合いの元、浄化槽設置の掘削工事が始まりました。

 

何の立合いかと言いますと、新たに浄化槽を設置する家の敷地が、埋蔵文化財包蔵地(隣河内遺跡)の区域内にある為、地面を掘削する工事をする場合は、文化財となる物が出土する可能性があるため、調査員立合いの元、工事が行われるのです。

 

いざ、工事が始まって、しばらく掘り進めて行くと、調査員の方が、

 

「ストップ!スト―プッ!!」

20131129_103806

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20131129_120339

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく、慎重に、掘り進めて行くと、調査員の方が、

「包含層の中から、弥生時代もしくは古墳時代の土器片がでましたので、工事を一旦中止して、調査と記録をいたします。ご協力をお願いいたします。」

 

と、工事が止まった。

 

つづいて、調査員の方が、

「ぼく、立合い工事で、包含層が出たのは初めてです。出たんですから、楽しんでやりましょう。」と、ウルウルキラキラ目を輝かせながら、おっしゃる。

 

ぼくも、「弥生時代の土器発見!」の一報を受けて、駆け付けました。

20131129_103825

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20131129_112958

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どれどれ?・・・・・・・・・・えっ、レンガ・・・・・?」

 

20131129_110900

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調査員の応援を呼んで、1時間に渡る、調査と記録が無事に終わりました。

 

結果、紀元前300年(1700年前)くらいの弥生時代、古墳時代の土器の破片が、

そこら中から、出てきたのです。

(ぼくには、レンガの破片にしか見えませんでしたが・・・)

 

築43年の中古住宅より、もっともっと古い土地の歴史をしばし感慨深く・・・

田布施町は、このように、埋蔵文化財包蔵地が多々あります。

 

お宅の土地にも、古墳時代の生活片が、埋ずもっているかも・・・・・ですよ。



Contact

より詳しい情報については
下記からお問い合わせくださいませ。

トップへ

Copyright © piarex Co., Ltd. All right reserved.

Fudousan Plugin Ver.5.7.0